犬を迎えて最初の1ヶ月。思っていた以上に毎日がバタバタしていて、楽しい反面「本当にこれでいいのか?」と不安になる瞬間も多かったのを今でもよく覚えています。
うちに迎えたミニピンの“ひじき”は、当時まだ生後2ヶ月の子犬。小さくて可愛くて、とにかく甘えん坊。でも、エネルギーも好奇心も旺盛で、最初の1ヶ月は「慣れる」というより「お互いに向き合っていく時間」だったと思います。
今回は、そんな初心者だった僕がひじきとの暮らしで「やってよかった!」と実感している5つのしつけと暮らしの工夫を紹介します。これからミニピンを迎える人のヒントになれば嬉しいです。
🐾 トイレのしつけは「褒めまくり」と「空間づくり」がポイント
トイレのしつけは、まず「ここがトイレだよ」と教えることからスタート。
僕はケージの中にトイレットペーパーをたくさん敷いて、失敗しても掃除しやすいようにしていました。そして、トイレに成功したらとにかく全力で褒める。テンション高く「えらい!すごい!」と大げさに反応することで、ひじきも嬉しそうにしてくれて、自然と成功率が上がっていきました。
最初は何度も失敗しましたが、「褒めること」と「トイレゾーンの空間づくり」は効果的だったと思います。
🧸 甘噛みは「ダメ」より「代替え」と「満足感」
ひじきは手を甘噛みしてくることが多く、最初は「ダメ!」と注意していたのですが、あまり効果がありませんでした。
そこで試したのが、おもちゃとの“差し替え”。甘噛みしてきたらすぐに噛んでOKなおもちゃを渡すことで、「これは噛んでいい」「これはダメ」を自然に覚えさせました。
さらに、コングというおもちゃの中にペーストを入れて、舌を使って取り出す遊びも取り入れました。舌を使うことで口の筋肉が刺激されて満足感が得られるという話を聞いて、それも実践。実際、ひじきは落ち着いた様子でペロペロと遊んでくれて、噛み癖の軽減に役立ちました。
🗣️ 吠えたら「静かに」と言うより、「行動で教える」
吠え癖に関しては、最初にやってしまいがちなのが「大きな声で怒ること」。
でも僕は「吠えたときこそ冷静に」を意識しました。吠えたら一度無視して、背中を向けたり、その場を離れたり。逆に静かにできたときは「静かにできたね」と落ち着いたトーンで褒める。そうやって「静かにしていると良いことがある」と感じてもらえるようにしました。
もちろん、すぐに改善されるものではありません。でも、日々繰り返すことで少しずつ吠えの頻度が減っていったのを実感しています。
🏠 ケージに慣れるのも、フリーになるのも「段階的に」
ひじきにとってケージは「安心できる空間」にしてあげたかったので、嫌がらないようにおやつを入れて誘導したり、ケージの中でも一緒に過ごす時間を作ったりしました。
最初のうちはいたずらも多かったので、完全にフリーにするのではなく、ケージで過ごす日とフリーで過ごす日を交互にして調整。
「ケージ=閉じ込められる場所」ではなく、「ケージ=自分の落ち着ける場所」になるように心がけました。
⏰ 生活リズムは「固定しすぎない」のがポイント
意外に知られていないのが、生活リズムを\”固定しすぎないこと\”の大切さです。
「決まった時間にごはん」「決まった時間に散歩」などは、犬にとっても安心感にはなりますが、逆にその時間がずれるとストレスになることもあります。
だから僕は、最初のうちはあえて時間をずらして、ひじきが「今じゃないとダメ!」とならないようにしました。
そのおかげで、今では少し時間が前後しても落ち着いて過ごしてくれるようになっています。
🪥 番外編:やっておけばよかったのが歯磨き
正直、もっと早くから取り組めばよかったと思っているのが「歯磨き習慣」です。
当時はデンタルガムを与えていましたが、歯磨き習慣をつけることはできなかったんです。
その結果、今は歯石が付きやすくなってきていて、毎日のケアの重要性を実感しています。
歯磨きは最初は嫌がる子も多いけど、遊び感覚で少しずつ慣れさせていくのが本当に大事。これからひじきにも、無理のない範囲で練習を続けていこうと思っています。
✅ まとめ
今回は、ミニピン初心者だった僕が「最初の1ヶ月でやってよかった」と思うことを5つ紹介しました。
どれも専門的な方法ではなく、「ひじきと向き合って試してみた結果、うまくいったこと」です。
もちろん犬によって性格も違うし、合う方法・合わない方法もあると思います。でも、少しでもこの記事が「これならできそう」と思えるヒントになれば嬉しいです。
次回は「ミニピンとの暮らしで買ってよかったグッズ5選」を紹介予定です!
実際に使ってみてよかったもの、失敗したものも正直に書いていきます!
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